写真展「まちのあと」展示レポート
当サイトを運営しているギャラリーフィルモ主催の写真展「まちのあと -I’ll never forget you.-」が、2025年1月15日から19日まで開催されました。

2025年最初の写真展となった「まちのあと」は、総出展者数28名の満員御礼!
最終日の記念撮影時には大変賑やかな会場となりました。
文|児玉浩信(ギャラリーフィルモ)
目次
ここに刻まれた、たくさんのまちのあと



会場内には皆さんが撮影したたくさんの「まちのあと」写真が展示されました。





テーマ的に、地元の写真を展示された方が多かった印象です。






海外を含め、ご自身の思い出の地の写真もたくさんありました。(ギャラリーフィルモの写真もありがとうございます!)




誰かの地元の写真が、別の誰かにとっては初めて見る新鮮な場所になるのが面白いですね。






展示方法や見せ方が面白い作品もたくさんありました。




何気ない街のスナップ写真も、撮る方によって雰囲気が変わってくるのが面白いですね。
冬の光に包まれるギャラリー


とーっても寒い時期の開催でしたが、寒い季節のギャラリーフィルモは光がいいんです。

光が差し込む場内で撮影していると、やや逆光気味になってふんわり写真になるのもいいんですよねぇ…。
コラボ展示「まちのあと」ポストカード展


ご近所のスタジオ・ナッツさんと同時開催で「まちのあと」ポストカード展も開催いたしました。
ズラッと並ぶポストカードは壮観でした…!
まちのあと 記念写真シリーズ!





















改めまして、皆さまありがとうございました!
まちのあと前夜の甲州街道にて

なんとなく「街」をテーマにしたいとは思っていました。
それも、ギャラリーがある京王線沿線は高架化で街の風景が変わるので、何か「今しか残せない街の写真」みたいなのを一言で言い表したい…!
と、思っていたのですがまとまらず、煮詰まっていた時にふと聴いたのがこちらの曲でした。
こちらの曲は以前の写真企画展の出展者のhishiさんとehaさんが、作家様紹介のリール動画で選曲していて知りました。
「なんかこの…”あと”っていいな」ってことで、私は節操ないのでそのままくっつけて、毎回のように頼りにしているmechiさんのメインビジュアル写真にはめ込んでみたら…!
「きた!これだ!」
と深夜に一人でガッツポーズ。
そのまま何かいてもたってもいられなくなって、深夜の甲州街道をただただ徘徊していた記憶があります。(危ないので真似しないようにしましょう。)
ムービー制作で再認識した「好きで楽しいからやる」
今回初の試みとして、ご縁いただいているtsubasaさんに出演をお願いして、展示をイメージしたムービーも撮影してみました。
ほぼノープランで撮影に臨んでしまったのですが、tsubasaさんの演技力に助けられて、大変好きな仕上がりになりました。
このムービーが出展者様にどのくらい届いたのかは分かりませんが、今見返してもとても好きな動画です。
自分が好きで楽しいからやりたいんだ!

企画展をやっていく中で、自分が好きで楽しいからやりたいんだ!っていう出展者様の動機が重要だなと強く感じています。
基本的には誰かに乞われることなく、展示する作品を自分の意志で作るのだから、好きで楽しいからっていう動機が原点だと思います。
主催者側にいると、その原点を見失うことも多く、反省することも多々あります…。
なので、今回の動画制作は仕事目線をいったん脇に置いて、好きで楽しいからやっている!を第一にして好き勝手やりました!
(ちなみにムービー画面の黒い影は、サミットで買った黒い靴下の切れ端です。)
これからも、好きで楽しいから写真を撮る、好きで楽しいから作品を制作する方々の受け皿として、ギャラリー自身も楽しんでいきたいなと思います!
たくさんのご出展とご来場、ありがとうございました!

世田谷・千歳烏山のギャラリーフィルモです。フィルム写真を中心とした、ノスタルジックな雰囲気の写真展を定期的に開催しています。レトロな写りの写真が好きな方、ぜひ展示してみませんか?

